段ボールに抱かれて

1個2個の段ボールなら子どもでも無い限り、押しつぶされる事は無いと思います。
しかし、1tもの重さの段ボールなら、押しつぶされてしまっても不思議ではありません。
1tの重さがある段ボールとは?
段ボールの原紙はその殆どは、資源回収の段ボールから成り立っています。
つまり、あなたが何気なく出している資源ごみとしての段ボールから、新しい段ボールが出来ています。
段ボールの生産量は、GDP(国内総生産)や経済の発展に連動するといわれています。
国別に見てみると、世界第1位は中国。これまで長い間第1位だったアメリカは、中国経済の急成長で2位となり、日本はそれにつぐ第3位になっています。
日本で1年間に生産されている段ボールの面積は約130億平方メートル。
琵琶湖の約20倍で、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の合計の面積とほぼ同じになります。
1mの幅にすると、なんと月と地球を17回以上も往復できる長さです。
「段ボール原紙をつくる工程」
ステップ1:回収された使用済み段ボールや段ボール工場で生じた段ボールの切れ端はブロック状にして製紙工場に運ばれます。
ステップ2:パルパーで古紙を水の中でほぐして繊維状にします。
ステップ3:クリーナ/リファイナ。
砂やプラスチックなどの異物を取り除き繊維をたたいて、からみやすくします。
ステップ4:ワイヤパート/プレスパート。
長いワイヤの上に原料を吹き出し、均一に広げた後で、湿った紙の水分をしぼり取ります。
ステップ5:ドライヤパート/カレンダ/リール。
乾燥させてから表面をなめらかにします。
ステップ6:リワインダ。
原紙を所定の幅に切りながら巻き直します。
ステップ7:段ボール工場へ。
そう、段ボール原紙が完成です。
1本の原紙は1t~2tもの重さになります。
「段ボール原紙から段ボール板を作る」
ステップ1:中芯と裏ライナを貼り合わせる。
ステップ2:片面段ボールと平らな表ライナを貼り合わせる。
ステップ3:1枚1枚折り目をつけ切断していく。
ステップ4:商品名や会社名を印刷する。
ステップ5:折り目にそってたたみ箱にして行く。
- 次のページへ:食べちゃった
- 前のページへ:ドラマや映画を見るたび
事件だ段ボールは情報収集にお役立てください。
段ボールは事件や脱税問題などで、出てくる場面が多くあります。
